自分の「好き」を形にするために

子どもの頃から料理が大好きで、人に喜んでもらえる食の力を信じていました。けれど、いつしか“生活のための仕事”に追われ、自分の心が動く瞬間を後回しにしていた時期もありました。そんな時、ふと「自分の好きなことを仕事にしたい」と思い立ち、キッチンカーという形にたどり着きました。決して簡単な道ではありませんでしたが、“好き”を信じて動いた一歩が、今の私を作っています。

小さな空間から広がるつながり

キッチンカーは、たった数メートルの移動店舗。でも、その小さな空間で生まれる会話や笑顔には、無限の力があります。常連さんが名前を覚えてくれたり、「今日も来てよかった」と言ってくれる瞬間に、全ての疲れが吹き飛びます。自分の手で作った料理が、誰かの一日を少し明るくする。そんな日々が、何よりのやりがいです。

「やる」と決める勇気を持とう

やるか、やらないか。それを決めるのは自分自身です。挑戦には不安もつきものだけれど、“好き”を形にする喜びは、その何倍も大きい。完璧を求めすぎず、まずは小さな一歩を踏み出してみてほしい。道は歩きながら見つかります。私自身、まだまだ成長途中。これからも、心から「おいしい」と思える瞬間を届けていきます。